† …ビジュアル系の話をしたいⅠ…†

 

 

…辿り着いた終わり、生まれ変わりの痛み。

贖罪の為、天使は闇に堕ちていく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬん…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんこんばんは。北海道のアシッドブラックチェリーボーイ、モスティンです。こんばんは。お元気ですか。

 

今長めの記事を書いてるんですけど、もう書く気失せたのでやめたいです。代わりに新しい記事を書きます。

 

※申し訳ないんですけどこの記事はURLだらけだし結構長いので、読みたいところだけ、聴きたい曲だけ聴いていただけたら幸いです…

 

君たち、Visual系は好きか

 

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突然ですが皆さんはビジュアル系バンドは好きですか。僕はちょっと好きです。ちょっと気になってきました。というのも、都心の方の地下シーンでなんだかビジュアル系バンドの音楽の再解釈、再評価や「ビジュアル系を通過した〇〇」みたいな音楽が始まっているような気がなんとなくするからです。それを見てビジュアル系に興味が湧いてきました。とにかく何を言いたいかというと僕の好きな人たちはビジュアル系を通ってきた人が多いのです。ということで、今回はビジュアル系の話をさせてください。知識も語彙もなくて稚拙な文になりますがよろしくお願いします。

 

海外のゴシック、メタルなどの文化を日本のフィルターに通して生まれたような文化である「V系」。わたしは、今このイベントに行きたい。

 

美しい、そして罪深い…。罪深っこいい(つみぶかっこいい)…。

なんだろう、独特だよね。記事に書いてある詩も美しい(追記:どうやら何かの引用っぽい。無知でした)…。サクマさんよい。間違いなくキリストなりゴシックなりが元にあるのだろうけど、やはりV系の雰囲気はV系にしかないように感じる。私は昔ビジュアル系は(この言葉は嫌いだけど)ダサいと思ってた。しかしこのイベントのフライヤーを見てもらいたい。


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ビジュアル系の美学のエッセンスを抽出して聖水で洗い流したような美しさだ。Vの核を感じられる聖域がここにある。

 

昔はビジュアル系と呼ばれることに苛立ちを覚えていたバンドが多かった。しかし今はむしろ誇りに思ってもいいのではないだろうか。私は今、やらないだろうけどバンドを始めるならビジュアル系をやりたい。ビジュアル系は音楽的にいうとメタルだったりする。メタルって今結構流行ってる気がする。

 

…ということで、私が初めて触れたビジュアル系バンドであるL'Arc-en-Ciel、そしてその他のV系バンドやV系っぽい音楽について書いていく。ラルク自体(というかtetsuya)は自身がビジュアル系であることを否定しているけど、まあビジュアル系っぽいからビジュアル系としておく。彼らは音楽的には幅があってよくわからないけどメタルではない。ロック?

 

 

ℒ'𝒜𝓇𝒸-ℯ𝓃-𝒞𝒾ℯ𝓁について

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最近ラルクが全曲サブスク解禁したニュースが飛び込んできた。私の姉は多分喜んでいるはず。私の姉はラルクが大好きで、その影響で私もラルクを否が応でも聴くことになった。そして好きになったのだ。

 

ラルクの魅力といえば一重にそのメロディと歌詞の世界観であろう。編曲やロックっぽいテイストはあまり好きではないけど、Kenさんが紡ぐクラシックを通過したような旋律と一つ一つ重く鋭いHydeさんの言葉は、やはり誰がなんと言おうと美しく罪深い…と個人的に思う。編曲やサウンドというよりは歌詞とメロディという歌の中心となるラルクの純粋な部分が好きなのだ。ラルクの真価はロックやアッパーな曲よりゴスや耽美な世界観の曲にあると個人的に思っていて、ロックサウンドは私にはあまり重要ではない。だから、私にとってラルクはロックバンドというよりはビジュアル系バンドなのだ。そして、私はこうやって音楽について本格的に調べ始める前からラルクを聴かされてきたので、ラルクのメロディは宇多田ヒカルやLast Dinosaursと共に私がある曲を聴くときに「その曲がいい曲かどうか判別するための感覚」を形成している、そんな気さえする。

 

そこで私のウォークマンに入っているモスティンによるモスティンのためのラルク名曲選を皆さんにお届けします。気になった曲は聴いてみてもらえたら嬉シスです。めんどくさかったら飛ばしてくれ。一位の曲だけは最高だから聴いてもらいたいかな!あとそんなに書けなかったから一曲に対してのコメントが短いですが許してちょんまげ!

 

ラルク嫌いな人は、一位の前に番外編を用意してるのでそれよんでね。

 

 

L'Arc-en-Ciel名曲選

 

6位: my dear

https://youtu.be/Agv5r2MVj6c

 

罪深い…。hydeさん作曲。作詞もhydeさん。美しい。感想短くて申し訳ないけどいい曲なんだな。バラバラになった世界を一つにまとめたいときにこの曲を流したい。

 

 

5位: forbidden lover

https://youtu.be/Hjh0WbWddtQ

 

ウッ…罪深いっ…サビがよい。心を揺さぶる。この曲とこの曲より上位のやつは全部作曲kenさん作詞hydeさん。

 

 

4位: Alone en la viva

https://youtu.be/F_ZW_BCuAwI

 

Aメロの素晴らしさ。「faded〜」からもう耳持ってかれる。切ない。夜の砂漠を一人で歩いて行かねばならないような。「この命はまだ 旅の途中」…。

 

 

3位: EVERLASTING

https://youtu.be/J556Eh5OEDg

 

個人的にあんまかっこよくないと思うインダストリアルな電子音や弦楽器のメロディを乗り越えた先にやってくる、サビの大聖堂で鳴り響いてほしい荘厳な響き、hydeの歌声。よい。美しい…。罪深い…。

 

 

2位: 叙情詩

https://youtu.be/vVEU-rsCW5c

 

罪深いッ…

なんたる哀しくそして美しき響き。悲劇的な愛…†。オーケストラにしてほしい。フルオーケストラにしてHyde様に歌ってもらいたい。ラルクの曲はクラシックだったりピアノにして映える曲が多い。この曲と一位の曲はそれの最たる例である。

 

 

番外編

ラルクと全く関係ないけど、ほかの好きなビジュアル系バンドやメタルっぽいゲーム音楽を紹介します。飛ばしてもいいよ。

 

Pierrot

https://youtu.be/zyt8SN1BYZ4

 

ピエロ。誰なのかわからんけど昔のバンドらしい。speedy lee genesisさんっていう東京で暗躍するDJの方のTwitterから知りました。ありがとうございます。この「Sepia」が好き。ノイジーさを排したクリーンなギターサウンド。リフが熱い。昔のゲーム音楽感がある。ダンジョンで流れてても違和感がない。

 

 

 

女神転生

https://youtu.be/Pd6zu7anvgQ

 

現代の東京を舞台に神と悪魔と人間が三つ巴の戦いを繰り広げる、というFFやドラクエなどファンタジー系のRPGが台頭し変わり種でSFが出てたくらいの時代(昭和)にその衝撃的な世界観で注目を集めたRPG、真女神転生 通称、メガテン。金子さんと岡田さんという主要スタッフが二人卒業した後に制作された4作目のメガテンの戦闘曲。ゲーム自体は色々不満が多かったようだけど、音楽は絶対に最高の出来なのではと思う。メガテンはbgmにロックを取り入れた点でも革新的なRPGだったのだが、このⅣはそれを現代にアップデートしたような出来。疾走するギターは主人公の怒りや憎しみを投影しているのか(ストーリー知らんから適当なこと言ってるけど)。リフがメタル。Goddessというピアノ曲もせつなくふつくしく罪深いので是非聴いてみてもらいたい。

 

 

Munimuni

https://youtu.be/KsbacoDS-aQ

 

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都心のアングラシーンで活躍するハードコアバンド・𝑲𝑳𝑶𝑵𝑵𝑺のベースだったかギターだったか忘れたけどそのどちらかを担当されてる剤電さん(漢字間違ってたらすみません)。私は剤電さんのTwitterが大好きでよく見ているのだが、彼がオススメしていたV系バンド、munimuni。読みは多分ムニムニ。かわいい。

 

でもこの曲は…かっけえ。普通にカッケえよこの曲は。いい曲だ。かっけえと思うよ少なくとも俺は。みんなはどうだろう。

…間違えました"罪深っこいい"でした。すみません。何を隠そうその言葉を作り出したのは多分このmunimuniさんなんです。そら言わねばならんだろ。

 

ドラムがうまいんだよね。リズムを正確に取りながらも激しさがある。ギターのリフのメロディも音響も研がれたダークさがあってとても罪深っこいい。そしてボーカルのクセがmunimunimunimuniたらしめている。よく見たら髭はやしてるし個性がある人たちだ。日本のV系よりは海外のゴスに影響を受けてそう。でもしっかりV系のテイストを残してくれていて。そんなに曲聴いてないし他の曲はそんな好きじゃないかもしれないのになんか知らんけどほんと好きやなこの人たち…僕の中では今のところ一番罪深っこいいV系バンドや…。剤電さんへの憧れからか、彼の好みに無意識に近づこうとしてこうなってるのかもしれないけど…。好きや…。

 

http://munimuni.ciao.jp/index_hp.htm

munimuni公式サイト。インターネット黎明期かと思うくらいシンプル。

 

 

BUCK-TICK

https://youtu.be/UvZiDf5WILU

 

母親と姉が大好きなバンド。ボーカルの櫻井さんがヴァンパイア過ぎる。罪深いイケメン。俺はあんまりこの曲好きじゃないけど、こういう「耽美」と形容できる曲が存在するところがV系の素晴らしさだと思うよ。

 

 

一位の発表

 

お待たせしました。それでは一位の発表です。

 

 

一位はこの曲だっ

 

 

 

✝️🥀1位: 花葬🥀✝️

https://youtu.be/_erGU8VYKuE

 

 

ッ、罪深いッ…。

美しい…。ゴス、ダークな世界観。耽美だ…。もうさ、「花葬」っていうタイトルでもう優勝でしょ。

天才かよ…。旋律はどこまでも深く堕ちていく罪深き陶酔。歌詞ははもうそれだけで詩であるというか、絶対に無駄口を叩かない。一つ一つの言葉が美しく罪深い。魂に捧げたい…。

 

-辿り着いた終わり 生まれ変わりの痛み-

 

生と死をここまで美しく描き出した歌詞が未だかつてあっただろうか。Hydeさんに拍手を送る。

 

ラルクはメジャーシーンの中でも私が好きなバンドの一つだ。いつまでも彼らが素晴らしい曲を作り続けてくれることを願っている。ありがとうございました。

 

 

おわりに

…途中からラルクの記事になってたけど、とにかく俺は今V系を追いたい。「こんなん聴いてるのダサっ」とか言われてもいい。V系にもっとはまりたい。今聴きたいのはdir en grayとluna sea。もっとインディーの罪深っこいいおすすめV系バンドがいたら是非教えてほしい。

 

…ということでここまで読んでくださって本当にありがとうございました🙇💙🌎🍀🌙。リンクばっかりで読んでて疲れた記事だったと思います。

 

皆さんもV系の闇を感じてみてはいかがでしょうか。それでは、また。